YP子

カジノのYP子のネタバレレビュー・内容・結末

カジノ(1995年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう、どうしろっていうの!?
5どころか、500くらいあげたい!スコア!
こんなにカッコイイ デニーロを見せてくれてありがとう!
さすがスコセッシ!あなたはやっぱり最高です!
そしてデニーロ!あなたはかっこよすぎます!もう、大好き!


1995年のアメリカ映画。
デニーロ50歳ちょいの頃の作品。ヒートと同年の作品。
監督マーティン・スコセッシ、主演ロバート・デ・ニーロ。
(あぁ、この並び。最高)


ある天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描く。
BY Wiki


エースのモデルになった実在のマフィア“レフティー”。
働いてたのは『スターダスト』というカジノ。映画中のカジノ『タンジール』のモデル。

この年代感がすごい出てた。服とか髪型とかね。
もろ70年代。スコセッシってこういうのうまいよね。なんせかっこよかった。
この時代のセンス全開。
あと、車もやっぱかっこよかったなぁ。

ニコラス・ピレッジのノンフィクション書籍に基づいて制作させれてて、大部分事実・実話に基づいている。
1990年制作の「グッドフェローズ」以来のデニーロ、スコセッシ、ジョーペシ!
「グッドフェローズ」の第2弾的存在。
それもそのはず。「グッドフェローズ」もすごかったけど、今回のジョーぺシも相当のやばさ(笑)
もうほとんどあいた口がふさがらなかった。この人見てると。
最初はものすごく美しかったシャロン・ストーンの落ちぶれ方も素晴らしい。想像をはるかに上いくぶっとんだ演技で最高でした。

とにかくこの映画、1分1秒たりとも退屈しない。
グッドフェローズが好きな人はみんな好きだと思う。

暴力の描写もスコセッシ!って感じでグイグイ強気。けっこうグロい。
ニッキーとニッキーの弟はトウモロコシ畑でぼっこぼこにされて生き埋めにされるけど、あれも事実なんだってね。こわ!

デニーロのかっこよさもさることながら、ストーリーも面白いし3時間もあった!?ってくらいあっという間に観れてしまう。
ずっとエースに釘付け。ずっとジンジャーにイライラ。ずっとニッキーにイライラ。ずっとソワソワ。ずっとドキドキ。

もう非のうちどころがございません。

デニーロのまっピンクなスーツだってカッコよく見えちゃうよ!

スコセッシ×マフィア×デニーロ
それにペシ。

もうこれで面白くないわけがないもん。
何度でも観れちゃう。

スマートで渋い役のデニーロは本当に大好き。
(あぁでも、狂ってる役もお茶目な役も大好き)

原著者・脚本家が、エースのご本人レフティーに取材を申し込んだけど最初拒否ったらしいね。だけど、映画化するときにレフティはデニーロが演じるよ!って言ったら喜んで取材を受けたらしい(笑)
レフティー!気持ちはすっごい分かるよ!!
そりゃテンションもあがるわ。


はぁ。最高すぎて、書くことがない。
はぁ。最高。


あと...これが大部分事実っていうところがこわい。
恐るべし、ラスベガス。

あ!あと、照明。照明がかっこよかった。
暗めのシーンだと画面のどこかが結構強めの白い光を反射してたりするの。それがすっごいかっこよかった。オーバーになり過ぎず、だけど何かすごく不思議な光景になってた。
光の扱い方がとても印象的でした。かっこいい。



2018年上映予定のスコセッシ×デニーロのマフィア映画「The Irishman」がもう今から楽しみすぎてニヤニヤしちゃう!
デニーロはVFXで若返えるらしいし、ジョー・ペシもハーヴェイ・カイテルもアル・パチーノまで出るんだっていうんだからもうヨダレものです。
実在したマフィアの殺し屋フランク・シーランの半生を描く1本。

もう、もうもうもう!!たまらない!!
はぁ。ありがとう、スコセッシ。あなたは最高です。
YP子

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