映画制作の舞台裏をどうファンタジーにするかっていう逆方向から考えたのかな。残したい思い出が似たり寄ったりで薄い。是枝監督のドキュメンタリータッチというものがいまいちわからない。面白かったっちゃ面白かった。疲れたけど。
本当だったら70歳とか3000歳の若者みたいな設定のキャラって、心が成長してなくて気になる。実は70年生きてるアラタと20くらいの女の人が同じ目線で話してられるのは違和感。ブリキの太鼓みたいに変わらない風貌ゆえの不気味さがあるほうが自然だ。鏡を見て「おれまだ若い」と思うと心の成長も遅くなるんだろうか。
是枝さんを重点的に見ているつもりが伊勢谷さんを重点的に見てる気がする。キャシャーンも見よかな。伊勢谷キャシャーンmeets紀里谷、絶対笑える。泥酔しながら見たい。