ワンダフルライフの作品情報・感想・評価・動画配信

「ワンダフルライフ」に投稿された感想・評価

最期にこんな場所で最後の映画を観られるなら素敵だね
ありえないけどリアリティのあるこういう作品が好きだ
死者の1番の思い出を再現ビデオにして、その思い出と共に送ってあげる施設の話。
人生を振り返って時に、自分ならどこを選ぶだろうと考えながら見るのがオススメ。
役者の自然体な演技がより没入感を高める、初期の是枝作品らしい、ドキュメンタリー色が強い作品。


1つ疑問なのが、過去の記憶をそのままビデオで持って来れるならわざわざ再現映像作らなくて良くない??って思うのは僕だけでしょうか。
はら

はらの感想・評価

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大学の倫理の講義で冒頭30分だけ観たことが印象深い本作。もはやドキュメンタリーといったテイストなのだが、是枝監督の映画愛が詰まっている。素人を起用するなど実験的な二作目ではあるが、内容もしっかりと考えさせられるもので興味深い。まさしく教科書的な存在であった。それにしても前作同様雪のシーンが象徴的に使われているが、それも監督の生死感に関係している気がした。
モモモ

モモモの感想・評価

3.6
死者をあの世へ送る為の思い出を探す「ファンタジー映画」の皮を被った「映画製作映画」。
カメラの置き方、編集がドキュメンタリータッチとは言え死者たちが自分の人生の出来事を物語るシーンの数々がまるで「演技していない」様で不思議な気持ちになってしまった。
脚本も無ければ演出もつけていない本当の実体験を素で喋らせている様な異様な実在感が…。
主人公側の「死者を送る仕事をする死者」達は「劇映画的演技」をするので尚際立っている。
台詞を喋っているとは思えない…これこそが「是枝演出」か…と感服する他ない。
初期作の方がエッジは鋭いのかもしれない。
Junko

Junkoの感想・評価

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過去記録(思い出し)
映画館で観ました。死について考えた記憶。
ungeziefer

ungezieferの感想・評価

4.0
記憶とは?記録とは?から現実とは?虚構とは?という風に視座が飛んでいってなかなかよかった。
内容に対してちょっと長すぎるのが難。
寺島進にそっと偽物の桜を渡すおばあちゃんのシーンが白眉。
三月

三月の感想・評価

3.8
誰でも大切で愛おしい思い出の前では優しくなるのかもしれない。
ファンタジーだけれど思い出話のリアリティが強くて見ている間ずっと不思議な気持ちだった。
思い出の再現の仕方が想像以上にアナログで、それで本当にその場面を鮮明に思い出すことができるのか?とも思ったけれど、雰囲気は好きだった。
伊勢谷友介の話し方が癖になる。
heeper

heeperの感想・評価

3.7
小田エリカさんのキャラの反応がちょっと唐突で分かりにくかったのを除けば個人的に結構好きな映画。他がドキュメンタリーテイストでさらっとしているのにそこだけいかにもドラマが展開されているようで少し違和感なのかも。
是枝監督は胸に迫るようなリアリティが持ち味の一つだと勝手に思ってたから、こういうファンタジーの枠組みを用いた作品があることに驚いたけど、よく考えたら『空気人形』だってリアリティからは程遠かった。
でもファンタジーやSFというものの利点として、現実的な諸問題や主題を異なる角度から浮かび上がらせられることがあるとすれば、監督がこんな映画を作ったこともそんなに不思議ではないかもしれない。ただ、40分くらいの短編映画だったらもっと面白く感じられた気がする。
自分の人生について改めて考えさせられる稀有なきっかけをこの映画がくれたことは確か。
3

3の感想・評価

3.7
「死んだ後に1番記憶に残る思い出を選んでそれを胸にあの世に旅立つ」

フィクションの良いところは、ありえない設定をさもあるかのようにして思考実験を行えるところだが、そこに是枝作品の静的なカメラワークとディティールの細かい人生の思い出語りが加わると、非常に生々しい肉感を帯び、観る者にも想い出の選択を迫るようである。
ドキュメンタリーとは、取り上げる題材の認知と観客への投影による思惟の促しがその機能であると思うが、本作はそれをフィクションでやってしまったというのが面白い。
この映画を見た日が人生の総復習となるような、適度な物語と余白が心地よい。

自分だったら何を残すだろう。
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