想像と違った世界観。
死者が天国までに向かう中継地点でのお話。
その中継地点では、人生での最高の思い出を一つ選び、その選択した思い出は映像に変えられる。
そしてその思い出のみと一緒に天国へと旅立つ…
死後の世界というファンタジー的な設定と
ドキュメンタリーのようなリアルで
淡々とした展開の組み合わせが独特。
好みは分かれそうだけど、
是枝監督のらしさがすごく出てよかった◎
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私たちの記憶に深…
2026 05 09
是枝の映像作家としての性(さが)、もっと言えば彼のフェチが全部出ている。人の記憶の不確かさと、再演(≒再現撮影)による真実化。何かを選ぶことの尊さと脆さ、そこに必ず介入してく…
1番大切な思い出を選べた人、選べなかった人、そこに意味を見出さない人。
記憶を軸に、自己を確立し、死を表象させていく。
やさしいのか、皮肉なのか。
街灯の下にあるベンチは、やさしさで
閉鎖的な面会室…
「選べないんじゃなくて、選ばない責任」
幸せだったときの思い出だけ。
そのときの気持ちのまま、
それ以外の記憶は全部消えるけど、
大切な思い出一つ選ばないといけない。
だったら私はいつを選ぶ?…
設定がものすごくいい映画だっただけに、それぞれのエピソードがもっとわかりやすく、衝撃が大きい方がいいかなと思った。
設定の良さだけに期待を求めてしまったけど、温かい気持ちになれるし、この映画を見て…
今まで観た是枝監督の映画で一番好きかもしれない。
パイロットを目指していた人が話した、お祭りで売っている綿菓子をちぎったような
優しい感じのする雲
自分だったらどの瞬間かなーってぼんやりと考えて…
(C)1998 ワンダフルライフ製作委員会