映画でやる必要があったのかと言われればそれまでだが、ここまで「LIAR GAME」の世界観を作り上げ、最後まで貫き通した潔さはかっこいい。続編はいらない。
中田ヤスタカ、過剰な演出とカット割、単純なゲーム、読める結末、に辿り着くまでの二転三転とテンポの良さ、全てドラマ通り。孤島に行く必要性はないと思うが、原作意識だろうか。真実の赤リンゴのトリックには深い意味が込められている気がしないでもない。Xのキャスティングとか黒幕とかヨコヤが別人とかツッコミどころは多々あるけれど、秋山が最高にかっこいいしエリーの笑顔が見られたからいいや。