りょーたろ

ユージュアル・サスペクツのりょーたろのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
4.2
回想によって過去と現在が交互する形式で物語が展開していくので、始めは少し混乱して難しいと感じるかもしれませんが後から少しずつ理解出来るので、始めはあまり肩肘張らずに観ると良いと思います。

推理小説を映像化した様なサスペンス映画で、実際にアガサクリスティの「アクロイド殺し」を下地にしているそうです。ミステリーやサスペンス映画好きな人が特に楽しめる内容になっていていますが、そうでない人もあまり深く考えずにいつの間にかサスペンスの世界に入り込めるようなストーリーになっているところが人気作たる所以だと思います。

しかし、この映画が名作と呼ばれているのは脚本だけでなく、役者さんの演技にもあると思いました。巧みな演技でストーリーを効果的に引き立てていると感じるシーンが多くあったからです。どの役者さんも本当に演技派揃いでとてもカッコ良かったのですが、僕は特に語り手の詐欺師キント役のケヴィンスペイシーと弁護士コバヤシ役のピートポルスウェイトの演技が素晴らしいと感じました。


友人と観ていたのですが、なんとなくコナンの黒幕は誰か予想しているみたいで楽しかったです。笑
ぜひ誰かと予想しながらもどうぞ。

注意!
もし途中でオチが分かったり、予想が当たっても威張ったり大した事なかったとか言わないようにしましょう。たぶん少しだけひかれます。笑