けすん

ユージュアル・サスペクツのけすんのレビュー・感想・評価

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
4.1
ラスト五分のどんでん返し。自分の想像の斜め上をいく衝撃の結末はゾクゾクした。サスペンス好きの人はこれを見ないとそれを語る資格はないと思えるほどの過去の名作だと感じた。

カイザーソゼという神秘のベールに包まれた男の存在が、この物語の恐怖感や緊張感を高めていた。この世の者なのか、はたまた存在しないが伝説として語り継がれているのか。知りもしないまま彼に翻弄されていく5人の姿が本当に良かった。

そしてラスト。カイザーソゼの正体が衝撃だった。そして何より彼の頭の良さには驚愕。コバヤシという不可解な名前の外国人男性の事についても触れられ、その意味を知ると同時にしてやられたという感覚に陥った。本編を見終わってからあらゆるレビューを見た結果気付いたのだが、様々な伏線が張り巡らされていたことを知った。再度見直してみるとそうだったのかという発見がありすごく面白いと思う。
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