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アナザヘヴンのののネタバレレビュー・内容・結末

アナザヘヴン(2000年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

被害者の首がへし折られ、脳みそは抜かれてシチューとして料理されるという猟奇殺人事件が起こる。現場の状況から犯人は力の強い大男なのか、性行為の後や料理などから華奢な女なのか判別つかない。犯人の目星もつかないまま、同様の事件が起こるのだった……SF・サスペンス作品。

「平和な未来から混沌を求めて現代にきた人間」という設定は好き。
殴殺しすぎて骨の見える手や残虐な死体のゴア描写など、美術や小道具が凝ってるのが見どころ。

前半の独特なシーンチェンジなど意欲作の匂いがぷんぷんする。
調べた訳ではないが、一時期の江口洋介はこういう作品や役をよくやっていたイメージがある。

終盤で見せ場のためだけに燃やされるベテラン刑事は笑った。
ここで燃やすくらいなら中盤でももっと無意味にタフさを描いてほしかった気がする。
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