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コララインとボタンの魔女のonotoramanのレビュー・感想・評価

コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)
4.0
子供向け作品で楽しめるものとそうでないものがあるのはなんで?って思うことがある。ジブリはずっと楽しいけど、最近ディズニーがあんまり…。でもその理由の1つはホラー性なのかも。
コララインとボタンの魔女はとにかく怖かった。狂気を感じた。ホラーを意識させるシーンはともかく、ハッピーなシーンでさえ何かが狂ってる。でもワクワクも共存してる。千と千尋の神隠しにすごく近い(話も似てる)。釜じいとか実際にいたらめちゃくちゃ怖いけど、動きとかワクワクするし。
それからキャラクターデザインも良かったなー。猫とか犬もぶっ飛んでるけど、隣人のおじさんとかもうモンスターじゃん笑。魔女のシルエットもすごく良かった。暗いシーンで影が映える。
でも、一番怖かったのは体の半分くらいおっぱいのおばさんが全裸でヴィーナスの誕生やってるシーンだった。映画史に残ると思う。

ちなみに今回プレイステーションVRで観賞。画質は落ちるけど没入感は全然違う。ホラーやストップモーションとも相性がよかった。
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