張り子の虎

砂の器の張り子の虎のレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
4.6
断ちきれない陰惨な過去は今や遠くなり、飛沫となって消えようとした…。おもわぬ邂逅が悲劇を招く「運命」は涙なしでは観られないが、いわゆる泣ける映画ではないのでそこは注意されたい。人徳家の三木を殺害した心理が個人的には面白く、その解釈を「一杯」やりながら話し合いたいそんな映画だった。
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