シュウメイシ

砂の器のシュウメイシのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
3.8
東京で発生した、手がかりの少ない殺人事件の捜査をする刑事達の話。

松本清張原作の社会派サスペンス。
中居くんもドラマでやっていたけど、観ていなかったので今回が初の砂の器。
手がかりも少ない中、迷宮入りと思われる事件をわずかな情報を基に捜査を進める刑事達の執念ぶりや、事件の裏に隠された壮絶な過去など見どころが沢山で、重厚感と内容がたっぷりの作品。
かなり見応えがありました。
感情を揺さぶるような印象に残るシーンもあり、名作といわれる理由がわかった気がした。

砂の器というタイトルも観終わってみると秀逸に感じた。
サスペンス、ミステリー、ヒューマンドラマに社会派な要素を加えたハイブリッド作品だった。
昭和の雰囲気もプンプンして、懐かしい気持ちにもなる。
当時まだ生まれてないけど。
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