ジンジャー

砂の器のジンジャーのレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
3.0
どこでも、電車内でもタバコが吸えて、もちろんスマホもパソコンもインターネットもない時代、さらにエアコンもなく暑い中、まさに捜査は足で稼ぐしかない。
この時代では、いろんな事に時間がかかり、時間はゆっくり流れていたのかもしれませんが、病の差別で仕方なく、親子で巡礼をする日々の時間は、長く苦しいものだったのか?
当時のハンセン氏病への差別が、どれほどだったか想像も出来ませんが、父と子の絆はどれだけ時間が経過しても、深い絆であってほしいと思いました。
原作と違い、映画では登場しない人物や事件もあるようですが、せつな過ぎる結末でした。
ジンジャー

ジンジャー