横須賀雅都

砂の器の横須賀雅都のレビュー・感想・評価

砂の器(1974年製作の映画)
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3年前に眠い目をこすって鑑賞した映画を再鑑賞。

社会的意義のあるメッセージを真相の奥の奥に潜ませるプロット上の奥ゆかしさが、後半の盛り上がりを引き立てているような気がする。
壮大な音楽をバックに今西が種明かしをするシークエンスは涙なしには観られない。黄金の三場面カットバック。

踊る大捜査線のせいでずっとズーズー弁のカメダがミスリードだと思ってしまった。

ミステリーとしてビミョーに甘いんじゃないかという部分もあるんじゃないかとは思う。動機が結構綺麗事というか、そうはならんやろ。

まそれでも張込みより見やすいよね〜
横須賀雅都

横須賀雅都