えびしお

ゆりかごを揺らす手のえびしおのレビュー・感想・評価

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)
3.0
日常を侵食する不安系。

クレアとペイトンの描き方や容姿が対照的。

一番悪いのは犯罪者の産婦人科で、クレアもペイトンも本当は被害者。
ペイトンは完全に逆恨みなんだけど、可哀想でもある。家も買い、優しい夫との間に子供もできて、幸せの絶頂の時に不幸のどん底に突き落とされた。だからおかしくなってしまったのかなと思う。他に家族もいなかったみたいだし、孤独な人生の中で家族を持つ希望が見えた時だったんだろうな。

マーリーンのポジションの登場人物は真相にいち早く気付くけど、何故か悪役本人に自分が気づいたことを言ってしまうよね…

ソロモンの疑いが晴れて良かった。