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ゆりかごを揺らす手のaiのレビュー・感想・評価

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)
2.9
当時話題になった映画。

逆恨みもいいところだが、何となく気持ちがわからなくもない。
殆どの人間が、実際に復讐するかは別として誰かのせいにしなければ自分が壊れてしまう恐怖にかられる。
そう、人は誰かのせいに何かのせいにしたいのだ。
徐々に入り込む陰湿な影、やり方も女が欲しがる幸せと呼べる大切なものを傷をつけずに奪っていく。
観た時は恐ろしかったが、大人となった今では、むしろ逆恨みする女に共感さえ抱いてしまう。

今となっては、この手の映画やドラマは色々あるが、ある意味元祖かな。
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