mari

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのmariのレビュー・感想・評価

4.0
愛で踏み固められた道を辿る冒険の物語。
タイトルの意味はひとつの解釈では収まりきらない。

突然の出来事から起きる心の混乱は
身近な人だからこそ話せないこともあって、
叫ぶように溢れ出す吐露に
どこかほっとして涙がこぼれた。

押し付けがましく無い愛の表現と
関わった人の幸せを結局願ってしまう空気感が好き。
ハグをたくさんする人の鬱陶しさが大好き。

優しく手を引かれながら
多くの苦手なことを乗り越えていく様に
今生きていることの幸せを噛み締める。
mari

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