neroli

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのneroliのレビュー・感想・評価

4.0
■「9・11文学の金字塔」と評された小説からの映画化〜🎬■
 
 
9・11テロで最愛の父を亡くした少年オスカー。
父親の残したメッセージを探すため、ニューヨークの街へ〜
 
とあるものを探すのに、分析し聞き取り調査をしていく。
 
 
祖父も第二次世界大戦で両親を亡くし、運命が変わった。
父親は9・11テロの犠牲者。

そして、オスカーも父親を亡くしたテロの犠牲者である。
 
オスカーの母親も最愛の夫を亡くし抑鬱状態。
 
 
みんなでとあるものを探すことで、心を癒し始め、前に進んでいくお話であった〜
 
 
 
私は9・11テロの日、テレビで見て言葉を失いました…。
 
この日、日本でもこの報道をずっとやっていて、ビルが崩れ落ちる前、「台風の影響でしょうか?」などのんびりしたアナウンサーの解説だけを覚えています。
 
(ニューヨークに台風来るのか?ハリケーンじゃないのか?笑)
 
 
 
 

■少年オスカーはASDかもと言われていたが…■
 
 
少年オスカーは自分で、ASDかもと言われていると言っていた。
 
彼は「すごく利口だけど、不器用な人。」と言い、コミュニケーション障害を抱えていた。
 
おそらくASDのグレイゾーン。
 

父親はオスカーに対人関係の練習をさせる為に「調査探偵」という遊びをしていた矢先のことであった。

 
しかし、本作では分かりやすいASDのエピソードが少なく、ヒューマンドラマとして見た方が良さそう〜🎬
 
 
neroli

neroli