JTKの映画メモ

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

3.6
9.11テロで父親(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカーは、父親のクローゼットでBlackと書かれた小さな封筒に入った鍵を見つける。そこには亡くなった父との何らかの希望があるという思いで、母親(サンドラ・ブロック)には内緒でニューヨーク中のBlackと名のつく人々を探し歩くことになる。
オスカーと母の住むマンションの向かいには祖母が住んでおり、訳ありな雰囲気の年老いた啞の間借り人(マックス・フォン・シドー)が同居していた。亡くなった父と肩を竦める仕草がそっくりな。
いつしかその老人とニューヨーク中のBlackを探し歩くことになるのだが・・・。
泣ける映画は積極的には見ないし、下手な泣かせ方だと興醒めしてしまうことも多いのだが、この映画は素直に泣けました。役者が良かったし、設定も良し。特に子役が良かった。
しかし、マックス・フォン・シドー、「エクソシスト」のメリン神父の頃すでにおじいちゃんだったのに、あれから40年経つのにまだおじいちゃんって。(笑)
いや、素晴らしい!マックス・フォン・シドー万歳!