かめし

ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのかめしのレビュー・感想・評価

4.1
父を失い、そして父を思う少年の気持ちが複雑かつ鮮明に表現されている。
特にカットの入れ方が上手く、パッパッパっとシーンの切り替わる場面は少年の複雑な感情を上手く表せていたと思う。
子供を主人公にし、かつ現実的な映画というのは「スタンド・バイ・ミー」「6歳のボクが大人になるまで」などといった名作が多いのではないかと思った。

最後まで見ると複雑ではあるが純粋な作品だと思った。やはりアカデミー賞をとる作品というのは必ず“しっかりとした”テーマがあるのだなと感じさせられた。
かめし

かめし