前半は悲しくて切ない涙だったのですが、後半につれあったかくて甘酸っぱい涙に変わっていました。
私、トム・ハンクスもサンドラ・ブロックも大好きなんですよね。
優しさにあふれた彼らの笑みは前半では幸福感をぐんぐん上げてくれます。
只、彼らのあたたかな眼差しはとても優しいけど時に残酷なんですよね…切ない。
物語が進むにつれて切なすぎる。
言葉のチョイスにセンスがあって、何だかとっても粋な感じで、こんな愛に溢れた二人の関係に憧れます。
いや、でもこの作品は、トーマス・ホーン君あっての作品かと!
clever でどこかひねた彼が何とも愛おしい。
名探偵コナン君か⁉︎君は‼︎ってくらい推理してるし大人びてる。
でも、大人びてるだけで大人ではないから、子供らしい苦悩の中でもがく姿が何とも胸に響きました。
メイキングがまた良いですね☆
家族との絆。父との約束。母との衝突。何処にでもある家族の一コマなのに…
9.11という許せなくてやるせない1日が、こんなにも悲しくて切なくさせる。でも、同時にあたたかく包んでくれる。
彼の父や母の愛のように。
そんな素敵な作品でした。