まつこ

まつこ

8 1/2(1963年製作の映画)

4.2

『オール・ザット・ジャズ』を観てから、また観ようかなぁと思っていた本作。やっぱりカッコイイ。

私はミュージカル版『NINE』を観てからだったから理解しやすかったのだと思うけど、初見の方は合う合わない
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

4.4

友情と愛情のトライアングル。
トリオってなんかいい。

ただのドロドロ三角ドラマとかじゃないのがいい。個人を描いているのに「ああ、いるいる!」「あーわかる!わかる!」ってなる人物描写が面白いし、この結
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ウエディング(1978年製作の映画)

3.5

「こんな結婚式は出席もイヤだ!」な一作。

相変わらず登場人物が多い。
結婚、急死、妊娠騒動。ガチャガチャしているのにまとめて締めるところはやっぱりさすがのアルトマン。オメデタイ席だけど肝心の中身はど
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.3

キャンディの魔術が異世界へと誘うとってもオシャレで不思議なファンタジー。

ケラケラ笑いながらフザケまくる二人が好き!きっと合わない人はトコトン合わないんだろうけど、ゆるゆるとまた観たくなる魅力が詰ま
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オルフェ(1949年製作の映画)

4.4

愛の存在と不在に交わる生と死。
出会ってはいけなかったのか。

胸がチリチリするラスト。
在るべき姿になったのかもしれないけれど切ないな。

手袋が張り付いてくる感じが好き。早回し?逆回し?どうやって
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

色んな人の人生に自分を重ね、いいことも悪いことも抱きしめて「今日もいい日だって思えたらいいなぁ」とぼんやり、じんわり、ホッコリする素敵な作品。

とにかくヤンヤンが可愛かった。もっとヤンヤンなのかと思
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ドライヴ(2011年製作の映画)

2.9

哀しさを背負って守りたい女のために車を走らせる男の物語。

スタイリッシュな血飛沫はあまり好みではなかったけど、エレベーターでのキスシーンからの流れは好き。密室であんなに近づいたのに離れてくのが表情で
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.6

くすぶっているフォークシンガーの不運な日々を眺めながら、「好きなもので食べていくってやっぱり難しいよなぁ。でも大事にしたい思いは大事にしたいよなぁ。」なんて思って自分の足元を見つめなおした作品。

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ダンシング・レディ(1933年製作の映画)

3.4

バーレスクで働くダンサー志望の女を巡って男二人が取り合う話。

個人的には彼女に魅力を感じなかったから男二人が駆け引きしていても「うーん…(´-`)」となってしまった。シンデレラストーリー好きにはいい
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空中レヴュー時代(1933年製作の映画)

3.3

アステア&ロジャース記念すべき初共演。

好きになったひとは親友の婚約者っていう王道のお話。

見所はアステア師匠のダンスにつきる。二人が主演じゃないからちょっと物足りない。それにしても空中レビューっ
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ウィークエンド(1967年製作の映画)

4.0

もっと高尚な言い方があるんだろうけど…「こんな週末はイヤだ!」と言いたくなる作品。

「私のエルメスちゃんー!」とか「ブルジョワの雌ブタ!」と叫ぶのが面白すぎ。不条理な世界にヒステリーを起こして感情が
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.4

ロックでホラーなサイケデリック・ミュージカル。

出だしは好きだったのだけどドンドン独特な世界になっていって、そこがちょっと合わなかったからハマりきれなかったのだけど、語り継がれるワケがやっとわかった
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忘れないと誓ったぼくがいた(2015年製作の映画)

3.5

青い夏の日が詰まった切ない青春ファンタジー。

クリップして随分経ちました。ももクロではあかりちゃんが一番好きでした。オードリー、リリー・コリンズ、あかりちゃん…眉毛が印象的な人に惹かれるのかな。彼女
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ナショナル・シアター・ライヴ 2017 「三文オペラ」(2016年製作の映画)

3.7

これは教訓なんかじゃない。

度々映画化もされている不朽の名作音楽劇。

音楽隊や装置移動の場面など中からの視点があって今回の撮り方は面白かった。

どのキャラクターもユーモラスでとってもゲスいのに惹
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天の茶助(2015年製作の映画)

-

天国で書かれたシナリオありきの人生を送る彼女を守るべく天使が地上にやってくるお話。

ひとつひとつの小ネタは面白くできそうなのに活きていないのがちょっと残念。ホームレス同士で関係を持ち過ぎて父親が10
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

ある男の再生物語。

時系列がバラバラだから繋がっていく度に切なくなった。ケイシーがいい表情をするんですよね。脇は安定のミシェル・ウィリアムズ。思ったより出てこないけど存在感はさすが。

いい作品だっ
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イヴの総て(1950年製作の映画)

5.0

結論:「めっちゃ面白い‼︎」

いろんな人の人間ドラマがこれでもかって詰まっているのにスッキリしている。

女のドロドロも男の征服欲も、きっと今日もどこかでこんな闘いが繰り広げられているのかな。

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マルガリータで乾杯を!(2014年製作の映画)

3.4

ある親子の愛の物語。

明るく前向きに過ごしていても嫌でも感じさせられる障害。進学や恋に悩むどこにでもいる女の子なのに。

そんな彼女が誰かに必要とされたくて飛び越える性の壁。カミングアウトしようと思
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パリジェンヌ(1961年製作の映画)

5.0

パリジェンヌの小粋さにやられた!

4人のパリジェンヌたちの短編集。

一本目の「エラ」が一番好き♡
呆れられるくらい奔放な彼女にメロメロ!自分に素直な女は厄介だけど堪らなく可愛い‼︎歌い踊るシーンは
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いつも2人で(1967年製作の映画)

4.2

夫婦ってこういうことなんだろうなぁ。

甘い時も倦怠期も、浮気もケンカも、いい時と悪い時がおんなじようにある中で、それでも二人でいることの意味。忘れてしまいがちなあの頃の感情。

二人の軌跡を見ている
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.5

「そうか、そうか、そうか(´-`)」な作品でした。

見たことある空気感だなぁと思ったらやっぱりそうなるんかい…
とことんこのシリーズは残酷ですね。「背負わせすぎやろ.ー°(ಗдಗ。)°.」なんて思っ
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

3.3

言葉は人の棲家。

好きな場面もあったけど、こんな顔( ˊ̱˂˃ˋ̱ )になったとこもあったりして。どうせなら短編で言葉を紡いでくれたらよかったのになんて巨匠に暴言を吐きかけた。

「現実は想像の洪水
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.3

埃っぽい台北の街が危うさと煌めきを閉じ込めて「160km/h直球ど真ん中」の感情をぶつけてきたような作品。

鳩尾でなんとか受け止めて、痛さとほろ苦さに唸ったラスト。4時間が振り返るとあっと言う間のよ
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

あったかいけど切ない愛の物語。

色褪せない積み重ねた思い出も月日と共に形を変える。戻れないからこそ眩しいくらいに輝き続ける。

第81回アカデミー賞 短編アニメ賞受賞。長澤まさみちゃんのナレーション
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

4.0

あなたが笑えば世界は微笑む。

ほっこりしながらもほろ苦い、いつも通りのアレン爺劇場。今回は「子供」を巡る愛の物語。

世の中には知らなくていいことがたくさんあって。それでも知りたくなるのが人の性とい
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

4.5

心との対話の中に人生の答えがある。

「81/2」+ボブ・フォッシーのエッセンスで出来た男の生涯を見る作品。

「ジャガーとギデオン」「病院の幻影」とかエリザベート・フォルディが出てくるシーン全部好き
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.5

あの人の活躍と来年の公開が楽しみなので手に取った不朽の名作。

思い出補正が強すぎたのか覚えてないくせに、「こんなだっけかなぁ(*'.'*)」と思いながら観ていた。大道芸人の歌は覚えていたんだけどな。
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北の橋(1981年製作の映画)

3.5

パリの街を舞台にしたクライムサスペンス×SF⁉︎

先日、リヴェット監督作品を観たのでこちらをチョイス。ジャンルとしてはそんな感じなのかな。ひとことでくくりにくい不思議さの塊。

パスカル・オジェの空
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ティファニー ニューヨーク五番街の秘密(2016年製作の映画)

3.3

ティファニーについて従業員やセレブたちが語りまくる一本。

もっと秘密が覗けるのかと思ってたのだけど、洒落たPRムービーというところかな。

「こんな使い方したのはアタシだけよ〜!」と語る従業員のおば
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三重スパイ(2003年製作の映画)

4.0

実際の事件を基にしたしっとりビターな大人の陰謀劇。

諜報活動を描きながらもほとんどが日常のやり取り。本当のスパイも結局はただの人なんだよな。イーサンやボンドのような活躍をしていたら潜入すらもうできな
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.3

働く女の背中を押してくれるスカッとジャパンみたいな痛快コメディ。

イタリアのゼネコンがガチガチの男社会で苦々しい。それでも作品の中で女権拡張をゴリ押しせずにアホな笑いで中和してくれるところがいい。他
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.9

劇場作品9作目。

結論から言うと後半ほとんど泣いていました。(家族愛に激弱だから!)

「vsアポカリプス」というより、今までの関係性から生まれるドラマにやられたのだと思います。個人的にはあんまりア
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.4

劇場公開8作目。

聞いた通りクレジットからおふざけに特化していた!冒頭のアクションシーンはちょっとぐちょぐちょだけどテンションが上がるくらいにカッコいい‼︎

おおっ!となったけどやり過ぎのしつこさ
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バッドガイズ!!(2016年製作の映画)

2.8

下衆なバディムービー。

未体験ゾーンで上映され、マイケル・ペーニャ×アレクサンダー・スカルスガルドのバディものということで気になっていた本作。

脚本/監督はマーティン・マクドナーのお兄さん。血吹い
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.7

イーサン・ホークの悩みの救い人、シーモアさんのドキュメンタリー。

心に沁み渡る優しい音色とシーモアさんの笑顔に癒された。シーモアさんが語る言葉はどれも名言ばかり。たった81分の中に生きるヒントが詰ま
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.9

ジャズ界のジェームズ・ディーンことチェット・ベイカーの苦悩の時代を描いた物語り。

感傷的な音がよく馴染む。

困り眉がよく似合うイーサンホークの眉間や額の皺が不遇な彼を静かに語り、囁くように話す声が
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