てつじ

次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊のてつじのレビュー・感想・評価

4.7
噂に違わぬマキノ雅弘監督の最高傑作シリーズ、その中でも屈指の快作だった。石松の今生の未練を夕顔の花に託し、未練の糸が断ち切れる石松の最期をドラマティックに演出した。森繁久彌のケレン味を活かす小道具、美術の冴え、激しい殺陣を動きながら活写するカメラの躍動。もう絶賛しかない!
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