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この空の花 長岡花火物語のshimiyo1024のレビュー・感想・評価

この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)
4.6
公開当時以来の再見
開幕間もなくから、これがまた良い音楽とともに当時の感慨が無意識からよみがえり、目が潤み…
改めて、土地の記憶、ゲニウス・ロキ、時代を超えた地縁/血縁、想像力、戦争、生者と死者、白昼夢感、祝祭感、狂騒感といったテーマ・要素において同じく大好きな"マイマイ新子と千年の魔法"や"アンダーグラウンド"との連関にグッと来ざるを得ない
そして"マイマイ新子〜"と"この世界の片隅に"で補完し合えば"この空の花"だな…という気付きもあった

・開幕からヤバさ匂い立つ早口、テンポ
・職員室のカメラワーク
・想像力うんぬんの会話
・映画内の現実と虚構(劇)、リアルでの現実(史実)と虚構(映画内設定やキャスト)、映画自体がフィクションとしても、タイムリーなドキュメンタリーとしても時代性を映しこんでパックしているという、恐ろしいほどの重層性

といいつつまだ大林の戦争三部作、2と3に手を出してないので早い所観たし、行きたし…
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