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フィフス・エレメントのsunnyのレビュー・感想・評価

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)
3.6
ー1914年、エジプト。世界を破滅させる邪悪な存在と、それに繋がる5つの要素が壁画から発見(解読)された。水や風などは読み解くことは出来たが、その中央に繋がる5つ目の要素「フィフスエレメント」は一体何なのか解らなかった。しかしそれは人型をしていた。円盤で訪れた宇宙人により持ちだされた4つの石が鍵となるとされ、何が起こるかは300年後だと残し一人の宇宙人が犠牲になった。司祭は必ず300年間守り抜くと誓いをたてた。
ー2214年、ニューヨーク。軍は“あるモノ”の復元に成功した。しかしそれは知らない言葉を話し、強大な力でドームを破壊し軍の施設から脱走した。

同じ日。タクシー運転手のコーベンが車を走らせていると、空から美女が降ってきた。知らぬ言葉を話す女は美しく心を奪われる。そこへ警察が彼女を渡せと要求してくる。最初は渡す気だったコーベンだが、言葉を話せなかったはずの彼女が「おね、がい、た、すけ、て」と繰り返すうち決意。警察を巻き、彼女を助けるのだった。気を失う前に彼女が発したのは、人名。そして、司祭、と。コーベンは彼女を司祭の元へ届けるのだった。

…内容からして、ここまでがほぼオープニングと言っていいのかな?と思います。
開幕、ちょっと目を離してた時に聞こえた声に「え?まさか…まさかDなの?嘘でしょ!!」と興奮(笑)ビバリーヒルズ90210のディランことルークペリーが助手としてエジプトのシーンに登場するのです!なんて懐かしいの!

近未来というと大体みんなが想像する通り車が空を飛んでいて、パイプが色々繋がっていてという世界。当たりです(笑)それが2214年のニューヨーク。しかしそれもさらっと出てくるくらい。軍の施設もたいして出てこないし、出てくる宇宙人も可愛くない(ケモノタイプ)。唯一心奪われたのは、後半コーベンが任務で向かった先のショーでオペラを歌っていた歌姫の歌声。とにかく美しくて美しくて聴く価値あります。
ネタバレはしないので、任務とはなんなのか、この邪悪なものがどうなったかは書きませんが、ストーリーの流れとしてはエンディングも含め終始満足です。楽しめました。
ルビーのおかげで後半コメディ色がぐんと強めになります(笑)
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