情報量の割に説明が少ないSF映画。
近未来映画と言えばアーノルドシュワルツェネッガーの「トータルリコール」があるが、「トータルリコール」の場合は主人公も記憶喪失で目にするもの聞くものに驚きを感じるところに感情移入できた。
しかし、この映画はブルースウィリスは近未来の住人で、ミラジョヴォヴィッチはモンドシャワン人の腕から再生された人間で石の秘密について知っているという設定だ。
わけが分からなくなる程ではないが、蚊帳の外にいるような感じになる。
リュックベッソンは相変わらず変態だった。
どう考えてもブルースウィリスにミラジョヴォヴィッチは合わない。
ラストで合法的にセックスさせるための2時間だったのかもしれない。
評価できるのは音楽とゲイリーオールドマンくらい。
