フックのKANIOのレビュー・感想・評価

大人になったピーターパンが、攫われた子供達を救うため、再びネバーランドへと向かい宿敵フック船長と相対する。

歳をとるにつれて消えていく心。
それは自分の為だったり誰かの為に必要な事だったりもする。
きっとピーターパンは子供でなくてはならない。
でも、子供達が願えば誰もがピーターパンになれるし、忘れない限りずっと”ネバーランド”はそこに在り続ける。

大人になるのを恐れた子供が、ほんの少し、一歩先へと歩き出したお話。
大人も子供も楽しめる傑作。