悪魔払いが犯罪？
神父が過失致死傷罪に問われた実際の事件をもとに作られたという作品だそうです
感想です
異色のホラーです
物語のスタートが“悪魔払い”ですが、中身はオカルトの衣を借りた法廷劇・・・ですから自分としては製作側の“挑戦”を評価してあげたいです
(ちょっと、スコアが低いと思いましたので・・・弁護)
さてこの映画、ズバリ“対立の図式”・・・でした
悪魔ＶＳ神
検察側(切れ者検事)ＶＳ弁護側(野心家の女性弁護士)
宗教ＶＳ法律
あるいは、宗教ＶＳ医学
・・・どでしょ？
思うにテーマが大きい、そうです『風呂敷を広げ過ぎちゃった』感は否めないかと？
それともう一つ、結局このお話、主人公は誰だったのでしょう
エミリー？ムーア神父？弁護士のエリン？ 悩んでしまいました
いやいや、ラストで審判を下す陪審員のみなさんだったのかも？
だって『法と情け』・・・ホロリとするじゃありませんか
いい作品でした
