『オール・ザ・キングスメン』(1949)
妻を愛し、貧しくも理想に燃えていた男が、政治家になり州知事になっていく中で、権力に取りつかれ傲慢になっていく姿を説得力ある描写で描く。
GHQの指示で公開が見送られたという作品なのに、現在でも通じちゃうのが悲しい作品です。
フィクションのはずなのに、『え、誰がモデル?』と聞いちゃうほどよく出来た話で、権力の罠の構造がすごくよく分かります。あと息子さんがグレちゃう理由もw。
理想に燃えてる人ほど、ポッキリ折れたあとの変わり方ってえぐいですよね~。あと性欲がすごいw。
https://youtu.be/qkNKDzwBBCM