午前十時の映画祭で4Kリマスター
中2でこれと出会ってしまった。
セリフと構図が頭に入いるくらい繰り返し見た。
英語はこれで覚えた。
サントラも死ぬほど聞いた。
映画館でもう一度見れたのがうれしい。
たくさんの要素が詰まっているのに、
きれいにまとまった作品を他に知らない。
濃さがハンパない。
それを意識して、映画を見ている訳では無いが、
「コスパ」は保証する。
映画公開後、
ウォシャウスキー兄弟が姉妹になった。
単なるエンタメ作品じゃなく、
ふたりにとって、
すっごく切実なテーマだったんだと驚き、感動した。
「よかったね」と思った。
ちょっと泣いた。
ラストのセリフ。
「この電話の後
人々に本当の世界を見せる
お前たちが支配しない世界を
どんな規則も束縛もない世界を
すべてが可能な世界を
その先、お前たちはどうする?」
「世界」→「自分」
にして読むと分かる。
「この映画の後
人々に本当の自分を見せる
お前たちが支配しない自分を
どんな規則も束縛もない自分を
すべてが可能な自分を
その先、お前たちはどうする?」
また問いかけられてる気がした。