ハンバーグ少佐

マトリックスのハンバーグ少佐のレビュー・感想・評価

マトリックス(1999年製作の映画)
4.5
ベストムービーのひとつ。壮大な世界観と設定。説明し切らない演出。アクション映画というキャッチーな部分を当時の最新技術を駆使し導入に使用。ベタな人間ドラマや記号的なキャラクター達。ストーリーの補完をアニメ、ゲームなどに委ねる、メディアミックスの実写映画としてはパイオニア。何よりキアヌ・リーブスがカッコイイ。公開直後に劇場で。その後DVDで繰り返し視聴。
近未来。AI技術の進歩により全てを機械化した世界。ひとつのAIが感情を持ちやがて機械達の反乱が起こる。人類対機械の全面戦争。人類は人工的に黒雲を地球全土に発生させ太陽光発電を遮断。しかし、機械は人体の中に微量ながらも電気が流れていることを見つけ、人類を捕食、栽培する。そして地上は機械の世界となり、人類は栽培され発電所となった。効率的に電気を供給させる為に人に"夢"を見させながら。
それが"マトリックス"であり、君が"現実"だと思っている世界そのものなのだ。
しかし、機械に繋がれてない人類は少数だが地球上に生き残っていた。彼らは地下世界に国を作り、機械への反攻の機会を虎視眈々と伺っていた。"救世主"の出現と共に。