言わずもがなの名作アクション映画。
SFとしての語りの比重を軽めにすることで、アクションとして実に楽しめる構成になっている。
当時最高峰のVFXを利用した有名な“弾避け”シーンだけでなく、肉弾戦のシーンも実にシビれる。他にエンディングの入り方も最高である。136分全てが「救世主ネオ」のカタルシスを生むための演出に全振りされてある。兎にも角にも『カッコいい』の一言だ。個人的には階段（逃げ道）を背にしながら立ち上がり奮起するシーンが最高に好きである。ぜひ観て欲しい。
あまり映画を見ない人に勧めるアクション映画の第一候補だろう（二作目以降はSF映画寄りになってしまう訳だが……）。
