やはり、橋口監督は空気の醸成過程を不自然なく丁寧に、描き出す。
しかもその対象は中心から限りなく遠い存在のひとびと。
自分が生まれる前から、ここまで社会に対して自分の思いを、既存の概念を打ち破って訴えていた人がいたんだな、
ますます橋口監督が好きになった、作品の空気が美しすぎる、眩しい。
あと描きすぎないのがいい。ふとした瞬間、全てのシーンがパッとしない、なのに記憶にえぐり込んでくる。
個人的にはロケ地に母校が使われていて、驚きすぎてしばらく映画を見るのに集中できなかった笑 こんなことってあるのね、