午前十時の映画祭11で鑑賞。
値上げしたのはとっても残念だけど、続いてほしいから応援してます。
スター・ウォーズのジョージ・ルーカス監督がこの作品からインスピレーション受けたと明言しているので、ずっとずっと気になっていて、スクリーンで見れるなんて感激…!
七人の侍や三船敏郎さん志村喬さんが大好きなので、とても期待してしまった。
タイトルから想像する内容と違っていて、なぜ三悪人なのか、三人とは誰か、ワイルドでワルそーな三船敏郎さんを求めていたのに反し、興味深い。
冒頭に守るべき姫の人柄がわかるエピソードが上手く、それが最後まで効いていた。
だからこそのラスト。
リアリティを求める黒澤監督だから、これもあれも全部本物かと思いながら観ると、また面白かった。
ありがちなお殿様や武士だけに焦点を当てるのではなく、むしろ平民の2人のイキイキさは、クロサワ作品の醍醐味。
ジョージ・ルーカス監督が魅了されるのもわかる。
祭りのシーンや三船さんの早馬のシーンの迫力は流石。
ちょっと唐突じゃ…?と思わないでもないエピソードもあったけど、色んな要素盛り盛りででも2時間20分弱にまとめるのはさすが。
姫様の心意気と歌声が印象に残った。