冒頭から太平と又七がさ迷い口げんか。
一旦別れてもまた出会う。そして口げんか。
さらには金を巡って対立。
これはスターウォーズのC-3POとR-2D2そのままだ!
ルーカスが基にしていたと聞いてはいたが、構成からつなぎ方までそっくりじゃないか。
場面が変わるときの縦線。
活劇や難題をクリアしていくとこなども思い出させる。
特に関所を突破するとこなど頭を使う場面。
さらには何百人が階段を下りていく爽快なシーン。
三船敏郎が馬に乗って追いかけるシーンもすごい迫力だ。
裏切り御免な人物の意外な活躍も印象に残る。
何よりもこれを娯楽劇とした黒澤監督の演出が飽きさせない。