青い牛です

囚われの女の青い牛ですのレビュー・感想・評価

囚われの女(2000年製作の映画)
4.5
愛しい人が映った映像と、自分の身体が重なる事にエクスタシーを感じるシーンが痺れる。

写真や映像は写る人を身体から切り離す。私はあなたを所有する事ができるし、あなたを好きな様に何時間でも眺める事ができる。

ある種理想化された映像の中にだけ存在するあなた。生身の身体とは違う、映像化された身体というものが存在するのだと考える。