「すべてを知りたがる」男のサガについて
プルーストの「失われた時を求めて」が原作だが、アケルマンは現代風にアレンジするというありきたりな再構築だけでなく、物語のメッセージを再解釈して、本当に"物事…
メンヘラ男めんどくせーーーという印象しかなかったのですが、この俳優さん「オルメイヤーの阿房宮」で主演してた人と同じでした…。
綺麗なのに、陰湿な男の役が似合ってしまう人なのですね。
プルーストの…
プルースト好きだからハードルが上がりまくっていたけど裏切られなかった
小説だと「私」の一人称視点で語られるけど映像だと男の主観が全て説明されているわけじゃないので、側から見るとヤバい奴感が増してる気…
後半めちゃくちゃうまくいってるし、どう入ってどう出てくか掴めない家の廊下とか、景色だけがぐるぐる動く車内もいいんだけど、上流階級的なゆっくりさはあまりうまくいってないような気もする。95分とかで良か…
>>続きを読むシモンが自分勝手なんだけど、ずっとシモンの視点で描かれてるから不安感とかこちらまで伝わってしまってた。
別れを告げられた時のアリアーヌの光と色と雰囲気が美しすぎた。ずっと見てられる綺麗さだった。
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ベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが描いた作品。
メンヘラ男性と都合のいい女の子の話かと思いきや、随所に自分自身にも体験したことのあるような、出来事が散りばめられる。
監督の目線で描く男性…