このレビューはネタバレを含みます
一度も画面の前を離れられず
どんな事も手につかなかった
没頭、字のままに映画に頭を突っ込んでいた
冤罪
生きていて想像できる絶望の一つだと思う
そんな冤罪で終身刑を言い渡される主人公アンディー
銀行員で真っ当に生きてきた彼が一転"殺人犯で終身刑"
転落とはこういう事か
海外ドラマで何度か観たことのある刑務所内の生活、それはこの映画内でも同じで、改めてこんな過激な!なんて思ってたけど本当のことなんだなと思わされる
いじめの恐怖、犯される恐怖、先何十年も生きるのに牢屋の中で過ごす恐怖、、、
静かな、でも大きな恐怖がそこには多くあった
レッドに出会ったことで彼の中にあった希望がだんだんと表に出てきて、それは確実に周りにも影響を与えるほどのものであった
銀行員として培ってきた知識は、確実に所内でも生かされていた
私はこの時はまだ、待遇と引き換えとはいえど悪事に利用されていることにただ心が痛む気がしていた
調達屋であるレッドにあるものを頼んだ時から何だか、解明したいと疼くほどではないがひっかかる違和感が続く。
"リタ・ヘイワース"の調達依頼
何故急に女優、、、今週3回目だろって映画をみてヒューヒュー騒ぐ男性陣に向けたこの言葉の後に。
でもそんな事も思ってたんかなって飲み込んじゃう程度であった。
少しずつ、着実に、環境が変わってきた中
レッドへアンディは仮釈放のチャンスが来たらある場所であるものを探してと告げる
ある日、"アンディーが死んだのでは"
と思われる日から全てが変わる。
そこからは圧巻、、、!
待って待って待って待って
と全て巻き戻してみたくなるような
一つだけ具体的に感想を述べるなら
手紙に書かれていた
"レッドへ"
この一言で感動とか全ての感情が大騒ぎした
絶望ばかりの人生でも
希望一つで明るくなる
希望のために突き進むって
大事なのだろう
たくさんの絶望をみても
一つの希望で幸せを感じた
とても心が豊かになった気分になれる映画でした
映画は最近見始めたけど、
この映画に出会えてよかったから、
とても心に残る映画だった
好きな映画はショーシャンクの空にです。