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ショーシャンクの空にのnaruのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.8
「必死に生きるか、必死に死ぬか」
アンディーの言葉はどれもすごく考えさせられる言葉だなと思う、もちろんレッドの言葉も。
「救いはこの中にある」
「主の裁きは下る、いずれ間もなく」
聖書のこの言葉、最後伏線回収みたいになって本当にワクワクした。学生時代の聖書の授業、もっと真面目に聞くべきだったかもなと後悔。

後半にかけて幾度となく登場した「hope」っていう単語もすごく耳に残っている。「希望」っていう字幕の字体じゃなくてレッド自身が発した言葉の感覚がすごくストレートに届いた。何年も刑務所にいた彼だからこその言葉の重みを感じて、自分自身に問われているように感じる。

勢いよく降り注ぐ雨を、力一杯体全身で受け止めるアンディーのシーン、すごくしびれた。
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