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ショーシャンクの空にのつのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

名作とは知っているけれど観たことないなと思って観た作品。
状況証拠のみで妻と愛人を殺した冤罪で懲役を受けた銀行員の話。
前半は、懲役がつらくて泣き叫んだ人が刑務官に暴行を受けた末殺されたり、アンディーが暴行の末男に犯されたり、ヒナをカラスまで育てた50年も服役していたおじいちゃんが仮釈放されたと思いきや自殺したり、アンディーのおかげで高卒の資格を取れた当初は英語も弱い妻子あるトミーがアンディーの無実を口にした為に殺されたりで、本当に希望がない。観るのやめたくなる。
最終的にはアンディーは脱獄し、悪者だった刑務官は裁きを受けるなり自殺するなりして、アンディー自身は親友の調達屋と再会を果たす。

服役を受けている「無罪の」人々よりも刑務官の方が、賄賂や暴力や買収をしていて、何が悪人なのか分からなくなる。
公にならなければ罪とならないのがこの世の中。善悪を考えさせられた。

疑問点
・「黒曜石」はただの目印だったのか。それとも例えば「黒い人間(罪を犯した人間)でも輝くことができる」といったような意味があるものだったのか。
・レッドが仮釈放の前に発言した言葉が本心なのだろう。きっと「聖書に誓って」真人間だとこれまで発言していたのはシャバが怖かったんだろうと思う。それを発言しようと思ったのは、アンディーが脱獄を成し遂げて希望を持とうとしたのか。レッドが殺した彼は誰なのか。
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