名作と言われ過ぎたゆえ、天邪鬼な私は逆に遠ざかっていた作品。ようやく鑑賞しました。
冤罪で終身刑となってしまった主人公アンディーと、彼と同じ刑務所に収容された仲間たちの話です。
なんだろう、シンプルに面白かった。
冤罪、一般社会での元囚人の生きづらさ、刑務所の内部組織の陰湿さ…考察すべき点は山ほどありますが、それら全てを差し置いて目の前で展開されるストーリーに見入ってしまうような魅力がありました。
いわゆる「名作」系は説教くさい教訓とか学びみたいなものが前面に出ていて苦手と感じる事が多いのですが、この作品は全く説教くさくなく、しかし劇中の言葉の数々は確かに心に刺さるから不思議です。これが本物の名作…。
結末を知っていても、何度見ても、毎回違った得るものがある映画だと思います。
個人的には、レッドの過去が凄く気になりました。彼は一体なにを…？そしてどこでそのツテを…？？
