Kay

ショーシャンクの空にのKayのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.5
㊗️400本目

名作とだけ呼ばれるだけあって、2時間半弱あったけど飽きずに一気見できた。


アンディーには確固たる価値観があった。自分の能力や可能性を信じ、周りを動かしていた。

同じ刑務所生活でも、自分で行動を起こすものと服従し続ける人がいる。

無実なのになぜ刑務所に来たのか。アンディーは刑務所での生活を選び、保釈されることを選んだのではないか。アンディーは無実にも関わらず自分を責めた。自分に矢印を向けたのだ。

映画の最初の方でレッドは言った。
「彼は自分の世界を持っている」
それは主体的に生き続けたアンディーを象徴する台詞だったと思う。

途中で仮釈放されたブルックスは、自分の世界がなかった。刑務所という世界に依存していた。

彼の穴掘りは習慣と化していた。その習慣は脱獄という大きな目標の達成に繋がった。彼の脱獄は奇跡ではなく、必然だったと言える。

目標を達成するために思考し、環境や人ポジティブに利用した。だから誰も彼の計画気がつかなかった。最後には仲間を救うところまで彼の計画には入っていた。


雨の中手を広げ天を仰ぐ名シーンで叫んだよね笑笑

ずっとレッドの語りで物語が進行することで、アンディーを客観的に観察することができた。私はアンディーを追うレッドのままなのか。
Kay

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