きゃら

ショーシャンクの空にのきゃらのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.2
刑務所ものは少々苦手で、ずっと先延ばしにしてましたが、観たら聞いてる通りに最高でした!

主人公が刑務所内で受ける過酷な仕打ちや、酷い看守を見て辛かったし、理不尽な状況に居る時や悪い奴に対峙した時に綺麗事など言ってられないのかという永遠のテーマが頭をよぎりました。
だけど最後のシーンを見て、それらは吹っ飛んでしまったのでした。

好きなところ
⚪︎モーガンフリーマン演じるレッドの最後の面接のシーン
⚪︎レッドが彫る文字
⚪︎男性ばかりの世界の中の、美しい女優さんの3枚のポスター
⚪︎終盤のレッドの台詞の「老いぼれ」という単語…こういう「老いぼれ」という単語の使い方、なんか心が温かくなるのです。

やはり、モーガンフリーマンの存在感が際立ってました。
ほんとに渋いです。
最後、この映画の主役はレッドなんじゃないかと思ってしまいました。

自分にとってこの映画の核は友情です。
それが心にきました。

原作の題名は「刑務所のリタ・ヘイワース」
だそうです。
粋ですよね。
きゃら

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