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ショーシャンクの空にのazusaのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

名作なのにこれまで見たことがなかった…。
おかげさまですごく好きな作品のひとつになりました。

妻とその愛人を射殺した罪に問われ、無実を訴えるも刑務所に投獄されてしまった1人の男のお話。
元々銀行の副頭取だったアンディは、金融の知識が豊富で
刑務官の所得申告をしたりと皆のファイナンシャルプランナーを担う立ち位置に。
個人的には屋外でみんなで褒美のビールを飲んだシーンが最高でした。

年老いてから釈放されると、いつのまにか社会より刑務所の方が居心地がよくなって自殺してしまうというエピソードもありつつ。
確かに、社会は目まぐるしく変化していくから、たとえ10年でも刑務所にいたら時代の変化に驚きすぎてついていけんよね…。
戻りたいから罪を犯すのもまた悲しい。

刑務所っていう途方もないところに入れられても、
目標を定めそこに邁進していくアンディのかっこよさったらないなぁ。
聖書の中のロックハンマーに「架空の人物」の正体、物語終盤は驚きの連続でした。
最後は思い通り、自由を手に入れたアンディに心から拍手を送りたい。
仮釈放されたレッドとの再会には胸が熱くなった。
希望は永遠のいのち。
自分も希望をもって人生を生き抜いていきたいな。
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