みのまめ

ショーシャンクの空にのみのまめのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.0
心から「観て良かった映画」というように思った。

映画としての完成度は本当に素晴らしく、アンディーやレッド、その他の登場人物にも深くスポットを当て、狭苦しい刑務所生活での複雑な人間関係は非常に興味深いものだった。
無実の罪でも、必死に毎日を生きようとするアンディーの姿に、どこか人間的に共感できるからこそ、彼の劇中のさまざまな苦難に、私たちも感情輸入してしまうのだろう。

自らも含めた多くの犠牲により、その運命が二転三転も変化したアンディー。
観賞後、この物語はただの友情物語でないもっと大きなものだということに、静かな余韻を感じた。
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