このレビューはネタバレを含みます
映画で見る世界は苦しいも楽しいもあったけど、それ以上に何も無いただ繰り返しの毎日が19年も続いたアンディが希望を捨てずに生きたこと。
外に出ることが希望だったけど、それ以上にレッドの存在が大きかったんだろうな。
何がとは上手く言えないけど、登場人物それぞれの主観というよりは客観的に見せるところが多かった気がする。
その冷たさみたいなものがすごく良く感じた。
「必死に生きるか、必死に死ぬか」
ブルックスの外での葛藤が苦しかった。
外に出ることが決まったシーンからずっと涙が止まらなかった。
ブルックスとレッドが仮釈放された後、バスで座っている位置が左右違ったのがその後の違いを写してるみたいだった。
トミーが所長と2人で話すシーン、もしかしたら所長は本当はいい人なのかもしれないって一瞬思ったけど全然そんなこと無かったなあ。悲しかった。
レッドが仮釈放になるかの会議?のシーンが三度同じ写し方だったのが良かった。
伏線が綺麗に全部回収されてた。