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ショーシャンクの空にの白のネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

誰しもが一生に一度は通るであろうこの作品。

アンディに感情移入しながら観てしまったので終盤に差し掛かるまではただひたすらに重く、精神的にキツすぎて途中でギブアップしそうになるほど。そしてようやく現れた一筋の光であるトミー。彼が所長とハドリーによって殺された瞬間、一度映画を止めてもうこのまま観るのを辞めてしまおうかと暫く本気で悩んでしまいました。
この過程があるからこそラストの清々しさがより一層際立っているとはいえ、私が「ああスッキリした。良かった。」と言えないのはトミーとその奥さん、子どもの存在が魚の小骨のように心につっかえて取れないからだと思います。

評価の高さには納得できます。期待を裏切らない作品です。観てよかった、でももう観たくない。
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