さーやorべりす

銀河鉄道999のさーやorべりすのレビュー・感想・評価

銀河鉄道999(1979年製作の映画)
3.9
メーテルというキャラとなんか小さい男の子の物語ということくらいしかわからなかったけど、昔から見てたという人と見て解説してもらってみてた。
当時の漫画連載があったことや、実際はもっといろんな星に行きそれぞれのストーリーがあること、キャプテンハーロックやエメラルダスは松本零士別作品だがこの映画には入ってくること、TVアニメ版のが男の子の顔がもっとかっこよくないことなど。

初めてストーリーを知ったけどクレアがすごい良かったよ。
一番体張って彼を守ってくれたクリスタルガラスの女性…
光とかも通り過ぎてしまう自分の体、親がそうしてしまったけどもとの体を取り戻したいみたいな話も自分を通り抜けてしまう悲しさを想像すると切なかった

メーテルさんはあのコートを脱ぐとランジェリーなのなw

メーテルさんになぜ、あんな使命をやらせたのか親御さんの気持ちは最後まで私はわかりかねるが彼女はただ美しいお姉さんではなく優しくて素敵な人だった

こんなこと言えば物語なんだからと思うだろうけどラスト二人で冥王星に一旦行くということはできなかったのだろうか
地球ではお尋ね者の鉄郎は、貧乏で一緒にスリみたいなことしてたお友達はいるのかもだけど全てを知って倒して成長した人間とまた仲良くしていけるのかもわからないし謎に知り合いの多いメーテルさんでもやはり一人で今後生きていくとしたら二人ではだめなのかと思ってしまった、もはや鉄郎が成長して、大人の男性になったのであればメーテルを一人で行かせられない!みたいな気持ちにはならんのだろうか

機械伯爵とのことで助けてくれる海賊は浪漫だと思った

色々書いたけどとても面白かった!
鉄郎が母親を機械伯爵の下僕に殺され(機械伯爵のおうちに人間をコレクションする趣味)復讐しようとする
地球は金持ちは体が機械化していて、それをするためにのる鉄道の切符は高すぎる
偶然出会ったメーテルがその切符をくれる代わりに私と同行してくれという
そのメーテルの真意や鉄郎の旅の成長物語や機械伯爵との決着などが見れる映画