アラシサン弐

フィッシャー・キングのアラシサン弐のレビュー・感想・評価

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)
3.8
銃撃事件の発端となってしまった男と巻き込まれてしまった男の奇妙な友情とそれぞれの再生を描いた作品。

駅を行き交う人々のダンスシーン、パリーを追いかける騎士の亡霊、公園で全裸で踊り語りだすパリー、中華料理店での四人の食事シーンなどロマンチックとクレイジーの中間のようなぶっとんだビジュアルに溢れているが、傷を抱えながらも生きる二人の健気さや、二組のカップルの純粋過ぎる恋愛模様には優しい気持ちにさせられる。

完全にラリっていながらも純粋な愛情を隠し持つロビン・ウィリアムズの体を張った演技は素晴らしい。

いつまでも餃子を口に運べないリディアが可愛い。
アラシサン弐

アラシサン弐