フィッシャー・キングの作品情報・感想・評価・動画配信

フィッシャー・キング1991年製作の映画)

THE FISHER KING

製作国:

上映時間:137分

ジャンル:

3.8

「フィッシャー・キング」に投稿された感想・評価

2323

2323の感想・評価

4.5
僕はこういう笑って泣ける映画が大好きです。


ロビンウィリアムス素敵です。

このレビューはネタバレを含みます

人気ラジオDJジャックの言葉によりリスナーが殺人を犯し、被害者の女性の旦那であるパリーが精神を病みホームレスになり、やがて二人が出会い奇妙な友情で結ばれる話。
なかなか設定の重い話。だけどロビンウィリアムズ主演とあって全然暗い雰囲気ではなかった。ジャックとパリーの双方が立ち直る話になっていて、見終わった後はそれなりに気持ちはいい。ハッピーエンドでよかった。ファンタジーの話を絡めたり登場人物もクセがあったりしていて少し独特な雰囲気だったけど、なんだかんだでなんかいい話だった。ジャックはちょっと勝手な気もするが…。悪い奴じゃないんだけどさ。ジャックの恋人のアンがあってこその物語だったでしょう。彼女は聖人か。
あー

あーの感想・評価

3.7
「バロン」のポスター壁に貼ってるー❣️

コレ大昔に観てた気がする。
当時は独特の雰囲気についていけなくて、
ほぼ覚えてなかったんだと思う。

"言葉"って怖いよね。
自分の意思と相手の意思は=に
ならない時もあるもの。


ラジオDJのジャックは、
常連リスナーが起こした乱射事件で、
"明日"の仕事が自分の未来を
変えると楽しみにしていたのに、
その明日は来なかったー。

酒浸りでヒモ生活。

偶然出会ったパリーが実は
事件の被害者で、心の病で
別人を名乗ってるのを知り、
"贖罪"として、パリーの恋に
一役かおうとする。

コレが出来たら自分も救われる、
変われるかもしれない。って気持ち
湧く事ある。

あとは行動に移すか、移さないか。

出来る、出来ない。よりも、
やろうとする心を持たないとな。
と肝に命じよう。

この映画いっちばん素晴らしいのは
ジャックの彼女よね。

ずーっとジャックの心が戻るのを
ずーっと見守ってた優しさ。
目に見えないモノは気づきにくい。

コミカルさと、たまに現れるシリアスさと。

パリーが駅の構内で見る
ダンスシーンは
とってもロマンチック❣️
凄く好きなシーン❣️

救ったようで、救われたのは
ジャックだったと思う。
ある事件で妻を失ったトラウマから妄想病を患いホームレスとなった男と出会う。その事件は主人公の心無い台詞が引き金となったものであった。罪の意識から男の"手助け"をするが…

テリーギリアムが真面目に監督?と思いきや!ロビンウィリアムズを主要キャラクターに、笑えるシーンが盛り沢山で期待を裏切りません!でもやっぱり独特な妄想シーンや、痛々しいトラウマシーンの描写はさすがだなあという感想でした。

一番のお気に入りは中華料理を食べるところかな。ラストも笑えるけどなんだかんだ感動しちゃうし、素敵な作品でした。

『ニューヨークの6月が大好き ハウアバウトユー♪』の歌が耳から離れません!

このレビューはネタバレを含みます

テリー・ギリアム監督による異色作。

多分、ロビン・ウィリアムズ経由での鑑賞だろう。
ファンタジーのようで違う、重く受け止め難い内容かと思わせてそういうわけでもない、とにかく不思議な物語だと思えた。

序盤の掴みの良さ、それ以降は長いこと掴み難さに悩まされたのだけど。
だいたいを把握してからは、現状が面白いか面白くないかに関係なく、どう進展していくのかが気掛かりで仕方なくなった。
単純な私的には意味深長さが悩みの種だったけど、都合の良い切り取り方をすれば心打たれる箇所も多々あった。

妖精とか聖杯の件、あまり有用な素材に感じないのは想像力が無いからなんだろうなぁ。
コメディ俳優ロビン・ウィリアムズの良さが最大限発揮された笑いと涙の一本。傲慢な人気DJと妻を失い精神を病んだホームレス。償いから始まった二人の関係は、次第に償いを超えた友情へと発展していきます。社会から無視された人々を愛と思いやりで包み込む、荒んだ心をケアする90年代代表作です。
過激な発言で人気のラジオDJ・ジャックは、彼の不用意な発言に煽られた男が銃乱射事件を起こしたことでドン底へ落ちる。
ある日、ジャックがホームレス狩りに遭っているところを浮浪者のパリーに助けられる。
パリーは精神を病んでおり、意味不明な言葉や妄想を繰り返すが
それは3年前の銃乱射事件で妻が亡くなったことが原因だと分かる。
ジャックは罪の意識から、パリーを救うことで贖罪を果たそうと奔走する。

設定だけ聞くとかなり重たい内容なんですが、不思議と重さを感じさせず
けっこう笑うところも多いです。
ロビン・ウィリアムズ演じる陽気で、どこか哀愁漂うパリーがとても愛おしい。
パリーが恋する女性・リディアとのデートシーンも最高に笑えます。

タイトルの「フィッシャー・キング」とは中世ヨーロッパの聖杯伝説に登場する漁夫王のこと。
漁夫王が病に倒れたことで国も荒れ果てていくが、主人公の騎士が傷を癒す聖杯を見つけ出すことで
漁夫王と国が再び蘇る物語。
まさに心を病んだパリーが「漁夫王」で、パリーを救い出す「騎士」こそがジャックになぞらえられて物語が進んでいきます。

ジャックやパリーだけでなく、ジャックを献身的に支えるのに愛情を示されずモヤモヤするアン。
過去のトラウマから恋に踏み出せないリディア。
登場人物は皆傷ついているんですが、側にいる誰かしらが救ってくれる。
登場人物が互いに漁夫王であり、騎士の関係になっていると感じた。
傷ついた時に、側にいてくれる人の存在が救いになることを教えてくれます。

ジャックが中々利己的なキャラなので、結構途中までイライラしますが(笑)
最初の方は「事件で頭がおかしくなったロビン・ウィリアムズのファンタジーか」と思いながら見てたけど、それだけじゃなく良い意味でなんか違った。設定はかなり重いのだけど不思議と重さを感じさせない。

ジェフ・ブリッジスが若くて細いな(笑)
そして本作でマーセデス・ルールがアカデミー賞助演女優賞を受賞。リディアのが美味しい役のような気もしたけど、複雑な心境のマーセデス・ルール演じるアンの方が見せ場があったかな。


2021-244
deadparrot

deadparrotの感想・評価

4.5
すごく好きだってことしか覚えてない。あっ、セントラルステーションのシーンも覚えてたわ。
NO4

NO4の感想・評価

3.5
救いを必要とする男と贖罪を求める男の物語。

自分の発言がキッカケとなり銃乱射事件を引き起こした罪の意識から、酒に溺れ堕落した生活を続けるジャック。ある日、精神を病んだ男パリーと出会う。彼と付き合ううちに精神を病むことになったのは銃乱射事件で妻が目の前で殺されたことが原因だと知り、彼を立ち直らせることに奔走する。
それが彼に対する贖罪になると信じて。

ここにめでたく贖罪と救いのギブアンドテイクが成立!

パリーが恋していることを知ったジャックはこの恋を成就させるため必死でサポートすることに。

さて、この辺りで自分は思った。恋が実ればパリーの壊れた心は修復し救われるのだろうか?ましてやそれが贖罪としてジャック自身も立ち直るキッカケとなるものなのか?

罪の意識から一度は自ら死をも選んだジャックにとって、パリーを救うことにすがることで人生をやり直すキッカケを得ようとするのは、なんとも自分勝手な解釈にも思えた。だって、そもそも被害者はパリーだけじゃないし。
案の定、落ちぶれた間、ヒモとして暮らしてきたはずなのに仕事復帰を果たすやいなや彼女を捨てるように家を出るジャック。
身勝手極まりない!やっぱこの男、責任もとってなきゃパリーを幸せにすることで、ちゃっかり自分が立ち直ろうとしているだけなんじゃないの?

物語はフィッシャーキングの伝説を絡め、ファンタジーな側面もちらつく。
さらなる苦境に立たされる二人。そこでジャックは男を見せるべく選択を迫られるのだが…

救いを必要とする男は贖罪を求める男に救われるかもしれないが、贖罪はそれを赦す社会があって初めて罪を償ったと認められるのではないか?

そこで思い至ったのが、行き交う人々が手を取り合いダンスを始めることにより、一瞬にして駅のコンコースが巨大なダンスホールに変化するシーン。
なんの関係性も持たない人々が一瞬でも立ち止まり、少しでも同じ方向を向くことができたなら…心に傷を負い人生に挫折を余儀なくされている人々をもやさしく見守ることができるのではないか?
奇跡のようなあのダンスシーンは、社会はそれほど悲観するものではない。そう訴えているように思えてならない。
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