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フィッシャー・キングのnekonekoのレビュー・感想・評価

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)
3.8
「幸福のラザロ」を観てから胸に引っかかっていた作品が「フィッシャーキング」

自死したロビンウィリアムズが無差別殺人事件で妻を亡くしたホームレスを演じています

ラジオの過激な発言で起こった無差別殺人
この事件で失意のどん底に落ちる毒舌なラジオDJがジェフブリッジス

アーサー王の物語になぞられて綴られていくブラックなファンタジー映画でした

ニューヨークの洗練された背景とは裏腹の
下町の暮らしの中にポップとモダンがキラキラ!

強烈なキャラクターの登場人物達が途中間のびする物語にスパイスをきかせてます
元クラブ歌手のニューハーフのホームレスがすごい笑

ピノキオ人形 赤い騎士 聖杯 西瓜柄のパジャマ 針金のミニチュア 全裸の星空観賞笑 などなど 投げかけられるメッセージもあります

マークトウェインが西瓜は「天使の食べ物」って言ったらしいけれど
彼の名言を思いだすと 当たり前のことが出来ていない自分が情けなくなりました

自分を励ます最上の方法 それは誰かを励まそうと努力することだ
映画から 大脱線!笑
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