身体用のグリーン
精神用のブルーの錠剤
【シェアリング博士】
人間の体を変えたい時は〝故障〟だと言うの
〝それをなおすだの処置だ〟と
遺伝子を変えたい時は-
ウイルスを〝運び屋〟にするの
遺伝子変異体をウイルスの中に詰め込んで-
ターゲットの細胞に放出する
それを どう的確に行うか
そこが1番 難しいの
1985年に陸軍の医療施設で恐ろしい事件が…
5人の研究員が突然 倒れて死んだ
ヒルコット博士が現場に呼ばれ-
その調査の過程で博士は すごい発見をした
細胞の受容体（レセプター）の遺伝子地図を見つけたの
あなたの場合は2種類の染色体に手が加えられた
グリーンの薬は身体面に働き-
糸粒体蛋白（ミトコンドリア）の吸収を高める
それが1.5%でも高まると-
たちまち細胞と筋肉の働き-
酸素化まで活発になる
【アーロン】
「ブルーの薬は？」
思考活動を高める他に-
神経の再生 弾力性
知覚神経機能
苦痛緩和
ゲノムに関する科学史上の画期的な発見よ
